Jour 15 天空の村、コルド・シュル・シエル
今日はアルビからバスで35分、たったの2ユーロで、天空の村へ。
コルド・シュル・シエル。
バスが終点に近づくと、奥に見えて来る。
小高い山の上に作られている村。
本当に山の上。すごい。
昨日に引き続き、お天気が生憎で、なかなか綺麗な写真が撮れません。
結構な勾配を上って行きます。
途中の景色も、既にフォトジェニックなところばかり。
古い城壁の門を抜けると、町の中心に入ります。
中世の世界にタイムスリップしたかのよう。
どこも絵になる景色。
シャッターを何回押してしまうことか。
アトリエを構えているアーティストが沢山いる模様。
アトリエ以外にも小さなお店がチラホラ。
1番高いところの中心部からの眺め。
本当に空の上から眺めいるような景色!
見晴らし抜群。
晴れていたら、さぞ美しいだろうなぁ。
村の中心は、主にレストランなどで観光客が賑わっていますが、一歩奥に進むと静かで素敵な小道が沢山。
フランスのこういう景色が本当に大好き。
きっとほぼ変わらぬ景色で、昔からゆったりと時を刻んでいるんだろうなぁ。
外の麓から眺めても、天空にいても、どちらも美しい村。
アルビから簡単にバスで行けるので、おすすめです。
この村で、素敵なドア写真コレクションも増えたので、またアップします。
Jour 14 オレンジ司教都市 アルビ
今日はトゥールーズからアルビへ。
世界遺産になっている、司教都市アルビ。
オレンジ色のレンガ造りの建物が並ぶ、素敵な町。
一瞬で気にいる。
サント・セシル大聖堂へ。
異端とされたカタリ派。
内装も他とはちょっと違う。
パリのムーラン・ルージュのポスターなどで有名だけど、彼はアルビ出身。
素敵な作品が沢山。やはり好きな画家の1人だと再確認。
この美術館のお庭の景色も素晴らしい。
時折小雨がパラつく、生憎のお天気が残念。
ポン・ビィユーを渡って、向こう岸からも。
トゥールーズの街も美しかったけど、アルビの方が統一感があり、落ち着いてる感じで好みです。
今日も沢山写真を撮りました。
夕方過ぎて、少し晴れ間が。
川のすぐ横から。
宿泊先までの帰り道、寄るのを忘れていた所へ。
パサージュなのですが、この奥に入ると。
美しい回廊。
本当にどこも絵になってしまう、フランスが大好き。
フラれた者同士、一期一会
今回の旅行、宿泊先は日本でも少しずつ認知されている?エアビーエヌビーを利用しています。
そのことについては、また後日色々書きたい。
さて、今回アルビでは、女性が家主のアパルトマンの中の個室を予約。
親切にも駅まで車で迎えに来てくれ、色々話を聞いたら、なんと彼女も私と同じく、2,3ヶ月前に彼氏にフラれてしまったそう。
そして、新たにアルビで1人の生活を始めたばかりだそう。
色々話を聞いていると、完全に同じ状況ではないのですが、通じるポイントも沢山あり、共感してしまう。
家に着いてから小一時間、お互いの失恋話を。
時折お互い涙も。
更に、夜も夜で日付が変わるまで、いろんなことをお互い話しました。
彼女は新しい町で新しい生活、更に自分のやりたかったことに挑戦しようとしている。
フラれて辛いのは万国共通。
つらいのは私だけじゃない。
町を歩いているそこの男性も、あそこの女性も、もしかしたら失恋した直後かもしれないし、失恋を乗り越えたばかりかもしれない。
失恋じゃなくても、生きてりゃ辛いこともあって、それでもみんな生きていこうとしてるんだよなぁ、なんて思ったり。
そう思うと、わたしも前を向いて行きたい、いや生きたい。
こういう一期一会もあるから、傷心旅行、悪くないよ。