Jour 20 美しい村、フランス人が選ぶ第2位 サン・ギレム・ル・デゼール
モンペリエの端の方までトラムで行き、そこからバスで50分。
最も美しい村のひとつであり、フランス人が選ぶ美しい村の第2位に選ばれたこともある、サン・ギレム・ル・デゼールへ。
バスに乗っていると、岩肌の山が見えてきます。
南仏だぁ!
途中でポン・デュ・ディアーブルを通ります。
その辺りで石橋がいくつか見られます。
村は入り口あたりから既に可愛い。
どこを切り取っても絵になってしまう。
内部と回廊も素敵です。
その横は村で1番大きな広場。
昔から巡礼の旅で通過する村だったそうです。
今は美しい村第2位に選ばれたこともあってか、バカンス中の観光客が沢山でした。
人気第2位に選ばれるのも納得、とても素敵な村でした。
色々な地方を訪れるたびにつくづく思うのが、パリだけがフランスじゃないってこと。
南仏に関しても、ニースあたりだけが南仏じゃないってこと。
日本人観光客にはハードルが高いのかもしれないけど、この魅力をその目で感じて欲しい〜。。。
Jour 19 住んでみたい&貧血?モンペリエ
今日はペルピニャンから東に一気にモンペリエまで。
カラッとした空気!
駅からもすぐのコメディ広場は結構な賑わい!
写真はオペラ座のすぐ近く。
この近くで昼食をとる。
それから旧市街サン・ロック地区を散策。
程よい賑わいとこじんまり感。
細い路地裏もいい感じ。
可愛い柄の旗が。
旧市街でちょくちょく見かけた、いろんな旗デコレーション。
アーティストの作品なのかな?
他にもこんなのも。
そのあとは、凱旋門のところまで。
パリのそれに比べて小さいけれど、クリーム色で綺麗。
そのすぐ近くの公園、ペイルー公園には昔の水道橋が。
給水塔も。
見晴らしもいいので、気持ちが良い公園。
ちょっと食後で消化中、そしてなんだか少し頭がふわふわするので木陰で休憩。
モンペリエ良いところ、住みたいぐらい〜♪なんて思いながら。
しばし休憩してから、散策の続きをば。
大聖堂に向かって歩き始めたけども、やっぱり気分が良くない。
ペットボトルを持ってくるのも忘れたけど、暑さのせい?
吐き気はないけど気分が悪い。
たまに腰掛けて休憩しつつ、ゆっくり歩きつつ、、でもやっぱりしんどい。
フラフラしながら進み、大聖堂近くに、空いているカフェを発見。
アイスティーとペットボトルの水を頼む。
とっても空いていて、中の席は貸切状態だったので、ソファ席で横にならせてもらって、休みました。
ありがたい。。。
おそらく貧血かなぁ??
旅行中だと、どうしても栄養が偏っているからね。
二日前の折り返し日記で、今のところ体調は大丈夫!と言った矢先でした。苦笑
ペットボトルの水、スーパーで買うと50円くらいのところ、400円ちょっとかかりましたが笑、ちゃんと休む選択をして良かった。
ひとり旅で観光中に体調崩すのは、ちょっとこわい。
これからも気をつけます。
気分がだいぶ良くなってから、再び中心部へ散策。
大聖堂は工事中のため閉鎖中、残念。
途中でこんな一角も見つけたよ。
モンペリエを散策して感じたのは、私は赤レンガの建物はあまり好きじゃないこと。
トゥールーズもペルピニャンも美しいのだけど、赤レンガの建物より、クリーム色や白色の建物の方が落ち着くらしい。
モンペリエは建物だけでなく街の人の雰囲気もなんだか好き。
程よい活気と程よい規模の街。
あまり期待していなかった(失礼)ので、尚更好印象。
住んでみたいな〜なんて思ったら、どうやらフランス人の住みたい街としても結構人気があるようで。
感じることはみんな一緒なのね。
体調のためにも、そのあとは必要な買い物だけを済ませ、宿泊先に戻りました。
宿泊先はエアビー、フル活用
今回のひとり旅では、アンジェ近くのフランス人の友達に泊めてもらった以外は、全てエアビーエヌビーを利用しています。
日本でも少しずつ話題になっているかと。
こちらフランスでは、友達とかを気軽に家に呼んで食事、そして泊めるので、エアビーはかなり主流です。
これまではフランス長期滞在中に2回、元彼と短期滞在中に1回、計3回利用したことがありました。
エアビーのメリットは?
一人旅におけるエアビーの最大のメリットは、ホテルより安い!
ホテルだとシングルルームもあったりしますが、だいたい2名用の部屋を1人で使うことになるので、1人だと割高感。
その点、エアビーだと家主の住んでいるアパートの内の個室を借りることが出来るので、値段設定も安い。
これは都市にもよりますが、個室だと一泊20ユーロくらいから。
ホテルだとどれだけ安くても、45ユーロ以上はするんじゃないでしょうか。
(ホテルの星の数にもよるだろうけど。)
また、日本でいうワンルームタイプのアパートを借りれたりもします。
これも広さが小さいほど、値段設定は安いです。
あとは交通の便や町の中心部かによって、値段が変わります。
一人で利用する時だけでなく、2人以上で利用するなら、ホテルより1DK以上のアパート丸々借りれる方がくつろげたりします。
次のメリットとしては、貸主との交流。
貸主はその町に住んでいることがほとんどなので、交通の便や観光場所についてなど尋ねると、地元の人ならではの知識で教えてくれます。
また、ホストによって、それ以外にも色々話をしてくれたりして、それも楽しいです。
これからも連絡取れそうなほど交流できたホストもいます。
個人的には色んな人とフランス語を話せる機会なので、嬉しい。
フランスの場合は、ある程度フランス語が出来ないと難しいかもしれないけど、英語オッケーと提示しているホストもいるし、すでに外国人のレビューもあれば、対応したことがあるので受け入れてもらいやすいかも?
あくまでホストによります。
ホストによっては、収入源で、商売としてやってるとドライな感じの方もいます。
なので、ホストと密に交流したい人は、エアビーよりカウチサーフィンの方が良さそう。
私は最初、長期の旅行だからなるべく宿代を抑えたいし、ホストと交流できるし、ってことでカウチサーフィンを考えていたのですが。
逆に言えば密に交流しなきゃいけないのは疲れるかもだし、そもそもカウチサーフィンだとタダで泊めてもらうのを目的にするのはちょっと違うのかなってのと、タダより高いものはない!って友達の一言もあってやめました。笑
それから、もともと家主が生活の場として使っている場合だと、必要な生活用品は揃っているので楽チンだったりします。
ほとんどはバスタオル貸してくれるし、シャンプー等も使っていいよ!って感じです。
それにドライヤーとか、ハサミとか。(そんな必要ないかな?笑)
ま、その為にこっちもしっかりお金払ってるわけだしね。
反対にデメリットは?
デメリットとしては、まず、ホテルと違って、いつでもチェックインあるいは荷物を預けられるわけではない、ってこと。
ホスト側の部屋紹介でチェックイン時間、チェックアウト時間は予め告知されています。
ただ、これはホストの都合次第で、事前にお願いしてみると、掲示されているチェックイン時間よりも早くても大丈夫だよ〜って場合が多くて、荷物もなんとかなっています。
そして、やはり日本人として1番気になるのは、他人の家に泊まること、でしょうか。
そもそも日本人て友達同士でも家に呼んで食事!とかって、頻繁に行わなかったりしますよね。
ましてや日本の文化と違う国の他人の家なんて。
安全面で言えば、確実さは勿論ないですが、私は今のところトラブルになったことはありません。
基本的には女性がホストのところを選ぶようにしています。(その方が写真から見ても、家の中がそもそも綺麗なことが多い。笑)
金銭のやり取りもサイトを通してすでに行った後で泊まるので、直接やり取りがないのも楽ですし、問題は今の所起きていません。
ホテルでも掃除係が盗難して行ったりもするので、なんとも。
また、エアビーはホストとゲスト、それぞれにレビューがつくので、そのレビューでホストの人柄についてのコメント、部屋の清潔さ、交通の便の良さなどなどある程度把握できます。
なので、基本的にはすでにレビューがあるところを利用するようにはしています。
私の場合は性格的に結構神経質なところもあるのですが、以前フランスでホームステイを半年したこともあってか、今は他人の家でも最初ほど気は遣わなくなりました。
だって、フランス人は別に気を遣わないから。笑
とは言え、ホストやってる人でレビューがちゃんとしている人は、ちゃんと必要な気遣いはしてくれる人ばかりです。
前ほど他人の家で泊まることに気兼ねがなくなったとは言え、私へのレビューはほぼ毎回、とても礼儀正しくて丁寧に使ってくれた、と書いてくれます。
日本人にとっては普通の気遣いでも、そうなるらしい。笑
日本人の良いイメージを持ってもらえるように、継続します。
とは言え、やはりずっと他人の家だと流石に疲れるので、週に1回ぐらいのペースで完全貸切で過ごす日も設けるように予約しました。
それでもやっぱりホテルよりは安上がり♪
ホステルなどを使うとエアビー以上に安く泊まれたりするのかもしれませんが、ホステルの方が他人が気になって疲れそうだなぁと思ってしまい、未だにホステル利用はありません。
以上、フランスひとり旅の宿泊事情でした。