アラサー1ヶ月傷心旅行、フランスにて。

失恋をきっかけに、大好きなフランスを1ヶ月ひとり旅。春からは北アフリカ生活。

パリのお気に入りブラッスリー

 

昨日はパリまで戻り、夜は友達と、パリ5区にある私のお気に入りブラッスリー(レストラン&カフェ)へ。

 

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La Petite Périgourdine 

ラ・プティット・ペリグルディンヌ

 

www.tripadvisor.fr

 

直訳すると、小さなペリグーっ子といったところ。

そう、私の大好きな鴨肉を食べた、ペリグーの人を指す言葉。

 

petite-mipi.hatenablog.com

 

 

定番鴨肉のコンフィやフォアグラなどが食べれる他、フランスのブラッスリーらしい牛豚鶏さらには子羊など、どれも美味しいお肉料理を頂けます。

メインは15€〜20€ぐらい。

ワインも結構揃っています。

 

ここのブラッスリーを見つけたのはちょうど3年くらい前。

日本から友達がフランスに遊びに来てくれて、その時に偶然見つけて入った。

上の写真もその時に撮ったもの。

それ以来お気に入り!

 

両親や友達、元彼、様々な人を連れて行きましたが、みんなに好評。

地元民で賑わっていて雰囲気も良いし、お料理も美味しくて、ランチは特にボリューミー。

デザートもボリューミーです。

前回元彼といった時の大きなミルフィーユ写真を掲載したいところだけど、思い出写真は全部消去しちゃった…笑

 

昨日はまず前菜として、ファグラと、パテ、サラミやハムの盛り合わせ。

 

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フォアグラ大好き!相変わらず美味しかった〜!

 

メインは3人とも鴨肉のコンフィを選んだのだけど、話に夢中になって写真忘れた…笑

お腹いっぱいだったので、デザートはアイスクリーム1スクープのみにしておきました。

1人一杯ずつ飲んで、3人で計99ユーロ。

 

パンテオン近く、サン・ミッシェルから徒歩でも行ける距離、カルティエ・ラタン エリア。

標準価格で、お値段以上の美味しさ、味も雰囲気も外さない、更にギャルソン達もみんな感じが良いブラッスリーなので、おすすめです。

フランス人が普段気軽に行く、フランスらしいレストラン。

金土の夜は予約を取るのが確実です。

 

こういう美味しいものを食べれるレストランが沢山あるから、フランス大好き…

 

 

さて、いま実はシャルル・ド・ゴール空港

今日はまだ帰国ではなく、これからここから格安TGVストラスブールへ。

最後の観光、ストラスブールを楽しみます。 

 

 

 

 

 

 

パリのメトロと観光アプリ

 

パリのメトロの路線は、半蔵門線とか千代田線とかみたいな名前は無く、全て番号。

1番から14番まで。

とてもシンプルで分かりやすいと思う。

フランス語に慣れてないと、駅名は読みづらいし、車内アナウンスがある路線は少ないけど…

 

スリが多いのが、日本人旅行者にとって最大の難点だけど、それ以外は危険なことはあまりないので(郊外除く)、旅行中の足として活用することが多いかと思います。

 

切符を通す改札では、たまに無賃乗車したい人が背後にピタッとくっついて来たりします…

すられるわけじゃないなら別にいいけど、気持ちが良いものではない。苦笑

あと、窓口があるところでは、お願いすると路線図を貰えます。

券売機のところでは、観光客で慣れてなく戸惑っているところに、切符ちらつかせて来る輩がいますが、Nonと言って無視しましょう。

貴重品にお気をつけて。

 

そんなパリのメトロを運営するRATP(エールアーテーペー)の便利なパリ観光アプリがありました。

 

 

日本語設定可能。

パリのメトロのマップはもちろん。

 

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有名観光地への行き方案内、さらには一部音声紹介まであります。

 

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切符の案内まであります。

毎年のように値上げしていくので、この9月からはメトロ・バス一回乗車券が1.9€に。

ただ、パリ市内のゾーン1の中の移動なら、どこからどこでも定額1.9€。

そういう意味でもパリのメトロは分かりやすい。

 

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このアプリで自分で出発地、目的地を設定して、経路検索も可能。

結構便利じゃないかと思います!

ただ、iPhone等を使って見ることになるので、使う場所、周囲を気をつけることをお勧めもします。

悲しいけど、観光客だとiPhone取られることもありますので。

 

観光客の行くエリアだと路線や駅が限られるだろうけど、それぞれの路線の独断印象を。

 

1番線  黄色

シャンゼリゼやルーヴルを通る、観光客の利用度が一番高い路線。

従って、スリも一番多い路線…

車体は新しく、ドアも自動。自動運転。

車内には電光表示があるので、次の駅が分かりやすい。

端っこですが、Pont de Neuilly駅〜Esplanade de La Défense駅間は地上を走るので、ヴァンセンヌ方面の先頭車両あるいは、ラ・デファンス方面の最後尾車両の窓から凱旋門が見えます。

 

2番線 青

観光だとモンマルトル界隈に行く時に利用するかと。

西の端は16区の落ち着いた住宅街から、色んな人種の交わるパリの北東・東を通る。

1番線と同じように比較的に新しい車両。

ドアも自動だと記憶している…

 

3番線 抹茶色

オペラを通る、パリの北西から東へ結構長い路線。

車内シート配列が横並びと縦並び両方になってるのが印象的。

ドアは手動。

 

4番線  赤紫

パリの南北を通る路線。

北駅、東駅、シャトレ、モンパルナスなどを繋ぐので、観光客より地元民の移動が多いイメージ。

とはいえ、観光客も行くであろう、シックな左岸カルティエ、サン・ジェルマン・デ・プレ、オデオン辺りも通る。

Strasbourg Saint Denis以北はアフリカ、アラブ系の人が一気に増えます。

クリニャンクールの蚤の市に行くなら使うエリアだけど、パリやそういった人種を見慣れてない日本人観光客だとちょっとビビっちゃうかも。

駅名を告げる車内放送あり。(たまに無音)

車体は古くもないけど、新しくもない。

ドアは手動だったはず…

 

5番線  オレンジ

13区プラス・ディタリーからパリの東側を通ってパリ北東郊外を結ぶ。

オステリッツ駅からバスティーユへの移動くらいでしか使ったことがない。

一般的に北東郊外へ行くと移民や肌の色が濃い人達の利用が多いかと。

未確認ですが、観光客が行くところではないかと。。

車両は新型と旧型両方だったかなぁ。

 

6番線  ミントグリーン

右岸の東西をパリの左岸を通って結ぶ、比較的に落ち着いた地元民が乗る路線。

地上を走る部分が沢山あって、乗っていて気持ちが良い路線。

エッフェル塔も見れます。

車両は古い、手動ドア。

 

7番線 ピンク

こちらもパリの南北を結ぶ。

シャトレ、オペラ、ルーヴルを通る。

北の終点、オーベルヴィリエはパリ郊外の中でも特に犯罪件数が多いようなエリアと言われている。

用もなかったので、そこまでの利用は未だなし。

結構便利な路線だとは思うけど、車両が暗くて個人的にはあまり好きじゃない…

ドアは手動。

 

8番線 薄紫

左岸の西の端から右岸を東西へ行き、パリの南東郊外へ結ぶ路線。

アンヴァリッド、マドレーヌ、オペラ、バスティーユなどを経由。

こちらも7番線と同じ車両で、あまり好きじゃない…

École Militaire、La Tour Maubourgあたりは高級住宅街。

サン・ドミニク通りあたりは、小さいお店が並んでいて、そういう雰囲気を味わうのも楽しいかも。

 

9番線 黄緑

パリの右岸の西端から東端。長い路線。

観光客が使うのは、トロカデロかデパートが集まるChassée d'Antin La Fayetteとかかなぁ。

新型旧型両方走ってる。

 

10番線 マスタード

主にパリ左岸を東西に横切る路線。

観光客というよりは地元民が使うことが多い。

比較的落ち着いている雰囲気。

ただ、以前に両親とパリを敢行した時、スリに狙われたのは10番線でボンマルシェに向かう時だった…

旧型車両の手動ドア。

 

11番線 茶色

シャトレからパリの北東へ。

住んでいる人ぐらいしか使うイメージがない。

住んでいる人には便利な路線だろう。

1度だけ用があって使ったぐらい。 

旧型手動ドア。

 

12番線 緑

左岸南西からコンコルド、マドレーヌ、モンマルトルエリアを経由してパリの北へ。

ボンマルシェやRue du Bacのあたりは、高級住宅地なので治安も良く、昔ながらのパリっぽいカルティエ。(金持ちエリアで好きじゃないと言うフランス人もいる…)

そんなわけで、お洒落なお店もチラホラあってオススメ。

車両は旧型手動ドア。

 

13番線 水色

パリに住んでいた時の最寄りはこの13番線の南方面なので、一番使った路線。

南北を結ぶ。北は二股に分かれるけど、どちらも治安が良いとは言えないエリア。

観光客より地元民。

よく止まるイメージがあるようで、使ってないパリジャンには多分あまり良いイメージはない。笑

ヴァンヴの蚤の市(大好き、オススメ)に行く時に使う路線なので、たまに観光客も見かける。

車内放送あり、でも作動してない時が半分くらい。

車両は一番の旧型でもないけど、綺麗でもない。

手動ドア。

 

14番線 紫

ベルシー地区、リヨン駅、シャトレ、ピラミッド、そしてサン・ラザール駅を結ぶ。

駅数が少ないので、移動が速い。

この路線の13区の端っこあたりに元彼と住むつもりだったけど笑、そうじゃなきゃあまり使わないかな。

車両は新型自動ドア。多分自動運転。

車内放送あり。

 

 

以上、完全な独断によるパリのメトロ14線でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仏単語"ばか"から見る、主観性

 

突然ですが、日本語で馬鹿と言ったような意味を表す言葉はいくつかありますよね。

 

馬鹿、馬鹿野郎、阿呆、まぬけ、愚か者、気狂い…

 

例えば馬鹿と阿呆の違いは何か?と求められると答えに困りますよね。

使い分けと言われても…みたいな。

 

 

フランス語でも、馬鹿と言ったような意味を表す単語はいくつかあります。

もう何年かフランス語を勉強しているので、そう言った単語を見たり聞いたりして、辞書で目にする機会がありました。

どれも、馬鹿、愚か者、といった説明。

言葉によっては、くだけた表現などの補足はあるものの、使い分けってなんだろうな〜って密かに疑問に思っていたんです。

 

 

そんな折に、昨日の昼食時。

 

ムッシュ「ははは、この記事見てみて。めちゃくちゃstupide(英語のstupidと同義)!」

 

マダム「はいはい、くだらないわ〜。」

 

私「前から気になっていたんだけどさ、stupideとconの違いって何?」

 

ム&マ「えっ?…うーん。」

 

マ「とりあえず言えるのは、stupideは侮辱的な意味はなく使えるかな。

まぁ意味自体は良いことではないけど、控えるべき言葉とかではない。

ただconに関しては、簡単に説明出来ない…」

 

ム「conは単純に"馬鹿な"って意味を言うだけではないよ、ほら見て、俗語で例えば女性器のことを表したりもするんだよ…」

 

携帯でググった定義を見せてくれる。

 

ム「それに、ここに書いてあるように、仲間内で親しみを込めた上で、"なに馬鹿なことやってるんだよ〜"という風にも言うし。

ただ、知らない人に対して直接簡単に言わない方がいい。」

 

なるほど。

確かに日本語でも親しみを込めて、身内に対して、"本当にお馬鹿さんだねぇ"なんて言ったりもするよね。

(私はそう言う言い方をされたくも、したくもないけど。)

 

マ「考えてみたけど、conの場合は、自分にとって相手の行動が理解出来ない、愚かだ!って意味合いがあるかも。

例えば、道を塞ぐように駐車してる車があったら、そいつはそこを通りたい私にとってconard(conの名詞形みたいなところ。馬鹿野郎ってところかな。)になる。」

 

ほほぉ。なるほど。

それって結構主観的な使い方なんだなぁと思った。

自分の価値観からズレてて、理解不能だ馬鹿野郎!って、めっちゃ主観的な馬鹿って意味か。

同じ馬鹿と言ったような意味を表す単語でも、主観的なのか一般的なのか(そもそも各個人の判断なので、一般的ということは無いと思うけど…)で使う単語が違うんだなぁって思った。

そして、お互いconだと思うこと、世の中いっぱいありそうだなぁって、余計なことを思うのでした。

 

語学は面白い。

 

そんなこんなで。一通り理解したのち。

 

最近フランスは朝晩結構冷えるのですが、セントラルヒーティングは10月末くらいにならないと始まりません。

なので家の中にいると、結構肌寒く感じます。

 

 

ム「食後のアイス食べよ〜っと♪」

 

私「えっ、さっき寒いって震えていたじゃん。

私にとって、conだね、それは。ははは!」

 

マ「そうそう、いいね!」

 

みんなで笑ったのでした。