アラサー1ヶ月傷心旅行、フランスにて。

失恋をきっかけに、大好きなフランスを1ヶ月ひとり旅。春からは北アフリカ生活。

2ヶ月滞在の最後に

 

昨日の日中はストラスブールを散策して、夕方には再び格安TGV(OuiGO)に乗って、シャルル・ド・ゴール空港へ。
今日のお昼にはフランスを発って、日本に帰る。

 


失恋をきっかけに1ヶ月フランス国内を旅して、その後には苦い思い出も含めた貴重なファームステイ、そして最後にストラスブール
非常に濃い2ヶ月だった。

この2ヶ月で見たもの、聞いたもの、触れたもの、それらの全てが、失恋の悲しみを多く引きずっていた私の心に刻まれていった。

 


1ヶ月の旅行後にも書いたけど、以前のように頻繁に想うことは無くても、元彼のことを忘れることは、きっと多分、ない。
次の恋愛をするまで。
そういう意味で完全に吹っ切れていないのかもしれない。
それでも、今のわたしは失恋して悲しい人では、もうない。
それを受け入れた人になれていると思う。
メソメソしてる私は、もういない。

 


ひとりだって、フランスで困らないくらいのフランス語力はちゃんと付いているし(この点においては元彼に心から感謝している…)、どこにだって行ける。
助けてくれるホストファミリーや友達がいる。
そんな、元彼を失っても、前から好きな人たちが今もずっと居てくれる。
それらを実感できる時間だった。

 


失恋して良かったとは絶対思わない(あんなに辛い思いは二度と御免!)けど、失恋しなければ得られなかった時間と経験。
失恋の辛さでフランスを嫌いになりたくなかったから、思い出はあっても、この機会にフランスに来ておきたかった。
この経験は、私を前以上にフランスという国を好きにさせたし、これからも好きだと思う。

 


ワーキングホリデービザを持っているので、フランスに来年7月まで居続けることは出来る。
今のフランス語力なら、生活していくのに困らないし、例えばパリに行けば、日本食レストランなんかでバイトだって出来るだろうから、なんとかなるだろう。
ただ、フランスにいるのは大好きだけど、私が今したいことはそれじゃない。
目的無くフランスに居続けることがしたいわけじゃない。
大好きなフランスに違う形でまた戻ってきたいから、今は一度日本に帰る。

 


初めはこの2ヶ月の滞在後どうなるかなんて、想像もつかなったというか、していなかったけど。
今こんなにも満足感で満たされていることが、純粋に嬉しい!

 


ますます私を惹きつけてやまないフランスの景色、食べ物、文化。
旅行、短期滞在含めて今までに何カ国か行っていますが、こんなにも心から好きだと思う国は他にない。
英語の勉強は挫けてばっかりだったのに、フランス語の勉強は、学び始めは勿論、今尚楽しい。
そんなフランスに振り向いてもらえるように、また日本で頑張るぞ〜っと!

 


とりあえず、飛行機が無事に到着しますように。(飛行機恐怖症)
日本に帰ったら、昆布ぽん酢をかけた大根おろしがたっぷり乗った、秋刀魚食べたい!!