フランスで女性一人旅ってどうなのか
以前、フランスの治安について書きました。
今回はフランスを女性1人で旅することについてです。
フランスは、依然テロの脅威はありますが、女性1人でも旅しやすい国だと思います。
いかんせん観光大国です。
前にも書いたように、フランスは普通に旅行していて、命に関わる犯罪に巻き込まれる可能性は多くないです。
パリでは軽犯罪がめちゃくちゃ多いですが。
いかがわしい道や、夜に人通りが少ない道を通ることをしなければ、女性だからといって危ない目に合うことが多い国ではないと思います。
ただし、日本と違って、夜12時以降の女性一人歩きはフランス人女性でも、ほとんどしません。
パリ市内の人通りが多いところであれば、22時くらいまでは問題ないかと思います。
私は小柄なこともある(フランス人女性に比べると子どもにしか見えないだろう…)し、日本でも超普通の人間なので、フランスにいて男の人に声掛けられたりもほぼありません。
個人主義の国なので、女性一人でも良い意味でほかっといてくれます。
ほかっとかれないような、美貌に生まれたかったけどね笑
また、真っ当なフランス人は道ゆく人に馴れ馴れしく声をかけたりはしません。
よっぽど一目惚れとかで声をかけるとしても、ちゃんとしている人なら丁寧だと思います。
美しい方だと、カフェなどで店員さんなどに軽いナンパされることはあるかもしれませんが。笑
興味がなければ、無視をする必要はないけど、余計な愛想笑いはせずに、テキトーにあしらい、しつこければキッパリ言いましょう。
また、観光で巡るような地に住むフランス人達は、外国人にも慣れているので、変な目で見られることもほとんどありません。
服装に関しては、夏の暑さが激しい時、現地のフランス人女性達は上はキャミソールと下はショートパンツとかで露出が多いと言えば多いのかもしれませんが、ミニスカートを履いたりとかはほとんどなく、パンツスタイルがほとんど。
そして、みんなシンプルな格好が多いです。
化粧もナチュラル。
お化粧バッチリ、格好も華やかな色味で貫禄たっぷりのマダム達(5、60代以降〜)もいますが、若い女性達でファンデばっちりの人はほとんどいません。
パリを旅行している日本人女性達を見ていると、みんな小綺麗な格好にメイクや髪の毛もちゃんとしていて本当にお洒落だなぁと思いますが、あまりフワフワしている格好より、シンプルな格好にしておくのが無難ではないかと思います。
スリに狙われないためにも。
露出が多い格好や、ミニスカートなどを履いていると、娼婦に間違われる危険もあります。
かと言って、あまりにみすぼらしい格好をする必要もありません。
シンプル、それが一番おすすめです。
私は今回は、高級レストランに行く予定など勿論なかったので笑、ユ◯クロのフレンチリネンシャツにシンプルなパンツ、スニーカーといった感じでした。
女性一人旅なら、宿泊場所は、ある程度費用がかかっても、安全な地区で選ぶ方が良いと思います。
パリ市内なら、10、11、17区東、18、19、20区は避けた方が良いと思います。
フランスは各地に素敵な美術館などもいっぱいあるし、ただ散歩しているだけでも絵になるような景色が沢山あるので、女性一人でも楽しめますよ。
偉そうなことを色々言っておりますが。
私が初めてパリを訪れた時も一人旅だったのです、今からかれこれ何年か前、大学を卒業する前。
その時は、今の私からしたらツッコミたくなるような注意レベルの旅行でした。笑
運が良かったのでしょう。。苦笑
またそれについても書くとします。
2015年5月に撮ったパリ。