アラサー1ヶ月傷心旅行、フランスにて。

失恋をきっかけに、大好きなフランスを1ヶ月ひとり旅。春からは北アフリカ生活。

ゆるいフランス

時差ボケ対策で、こちらの朝四時から起きています。

今はシャルル・ド・ゴール空港

 

 

現金5ユーロちょうど残っていたので。

ホテルから空港まで時間に余裕を持って着けたし。

最後に大好きなクロワッサンと何か朝食がわりにと。

 

クロワッサン 1.4ユーロ

 

お、大好きなフランボワーズタルト!3.9ユーロ

 

女性店員さん

「5.3ユーロです。」

 

私(あれっ、5ユーロに収まらない!)

 

なんで5ユーロに収まるという計算をしていたのが、自分でもよく分からない…

私がたまにやる、謎かつ純粋なボケ…

小銭を探したけど、どうしてもない…

 

カードで払えばいいんだけど、こんな少額に手数料取られるのもなぁ汗

 

私「すみません、やっぱり1つやめてもいい?」

5ユーロ札片手に。

 

店員さん「あ、じゃあもうそれでいいよ!」

 

私「えっ!あ、ありがとうございます!!」

 

 

個人商店ならまだしも、チェーン店。

おそらく毎日レジ誤差発生してるんでしょうね…

 

 

それにしても、こんな、ゆるいフランスが大好きです。笑

そして、旅の恥は掻き捨て…

 

 

大好きなクロワッサンとフランボワーズタルト、ご馳走様でした。

 

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2ヶ月滞在の最後に

 

昨日の日中はストラスブールを散策して、夕方には再び格安TGV(OuiGO)に乗って、シャルル・ド・ゴール空港へ。
今日のお昼にはフランスを発って、日本に帰る。

 


失恋をきっかけに1ヶ月フランス国内を旅して、その後には苦い思い出も含めた貴重なファームステイ、そして最後にストラスブール
非常に濃い2ヶ月だった。

この2ヶ月で見たもの、聞いたもの、触れたもの、それらの全てが、失恋の悲しみを多く引きずっていた私の心に刻まれていった。

 


1ヶ月の旅行後にも書いたけど、以前のように頻繁に想うことは無くても、元彼のことを忘れることは、きっと多分、ない。
次の恋愛をするまで。
そういう意味で完全に吹っ切れていないのかもしれない。
それでも、今のわたしは失恋して悲しい人では、もうない。
それを受け入れた人になれていると思う。
メソメソしてる私は、もういない。

 


ひとりだって、フランスで困らないくらいのフランス語力はちゃんと付いているし(この点においては元彼に心から感謝している…)、どこにだって行ける。
助けてくれるホストファミリーや友達がいる。
そんな、元彼を失っても、前から好きな人たちが今もずっと居てくれる。
それらを実感できる時間だった。

 


失恋して良かったとは絶対思わない(あんなに辛い思いは二度と御免!)けど、失恋しなければ得られなかった時間と経験。
失恋の辛さでフランスを嫌いになりたくなかったから、思い出はあっても、この機会にフランスに来ておきたかった。
この経験は、私を前以上にフランスという国を好きにさせたし、これからも好きだと思う。

 


ワーキングホリデービザを持っているので、フランスに来年7月まで居続けることは出来る。
今のフランス語力なら、生活していくのに困らないし、例えばパリに行けば、日本食レストランなんかでバイトだって出来るだろうから、なんとかなるだろう。
ただ、フランスにいるのは大好きだけど、私が今したいことはそれじゃない。
目的無くフランスに居続けることがしたいわけじゃない。
大好きなフランスに違う形でまた戻ってきたいから、今は一度日本に帰る。

 


初めはこの2ヶ月の滞在後どうなるかなんて、想像もつかなったというか、していなかったけど。
今こんなにも満足感で満たされていることが、純粋に嬉しい!

 


ますます私を惹きつけてやまないフランスの景色、食べ物、文化。
旅行、短期滞在含めて今までに何カ国か行っていますが、こんなにも心から好きだと思う国は他にない。
英語の勉強は挫けてばっかりだったのに、フランス語の勉強は、学び始めは勿論、今尚楽しい。
そんなフランスに振り向いてもらえるように、また日本で頑張るぞ〜っと!

 


とりあえず、飛行機が無事に到着しますように。(飛行機恐怖症)
日本に帰ったら、昆布ぽん酢をかけた大根おろしがたっぷり乗った、秋刀魚食べたい!!

 

 

 

 

路面電車で国境越え

 

ストラスブールから直通路面電車でドイツに行けちゃいます。

ライン川を渡って。

 

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この写真は帰りなので、橋を渡って奥がフランス側ストラスブール

 

終点駅がドイツのケールという町。

 

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当たり前だけど、標識は全てドイツ語になります。

 

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ドイツの方が日用品やビール、タバコなどが安いらしく、フランスから買い物に来る人が沢山いるそうです。

路面電車の停車駅近くのお店はドイツ語とフランス語二カ国語標記でした。

 

パン屋さん。

 

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先日会長が亡くなった、フランスブランド、私の愛用するロレアルのヘアケアシリーズもフランスよりか少し安いかも。

 

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ストラスブールはドイツのような建築ばかりだし、直通路面電車で国境を越えれちゃうので、ドイツに来た感覚があまり湧かないのですが。

少し散策していて、こんな色の建物を見つけた。

この色のセンスはフランスじゃあり得ない…

やはりここはお隣ドイツ。

 

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日本人の感覚では、直通路面電車で国境を越えて違う国なんて、不思議。

これもEU、シェンゲン協定、共通硬貨だから出来ること。

異文化だなぁ。。

 

 

それにしても、ドイツ系の建築やセンスは全然好きじゃないと言っておきながら、何気に3回目のドイツ入国でした。。