アラサー1ヶ月傷心旅行、フランスにて。

失恋をきっかけに、大好きなフランスを1ヶ月ひとり旅。春からは北アフリカ生活。

安全安心はお金で買うもの、フランスでは?

 

イギリスのLCC航空会社モナークが経営破綻、全てのフライトキャンセル、国外に出ている11万人の帰国フライトが無くなると言うニュース。

 

www.cnn.co.jp

 

 利用したこともなく、知らなかったのですが。

デジャヴ感。

あ、てるみくらぶ

 

言葉がある程度出来る国でならまだしも、出来ない国で帰りのフライトがなくなったら、焦りますね。

 

一昨年の年末年始にパリからベルリンに行くときに使用した航空会社、エアベルリンもいつの間にか破綻してたのね、、(今年8月)

(というかエアベルリンがLCCであることも知らなかった。)

 

 

LCCを否定は全然しないし、言いたいことのメインはLCCについてではなく。

旅行に関わるもので、標準価格より安い選択というものには、標準価格より安い訳があるということも理解、そして覚悟した上で利用するものだとは思います。

 

 

私の今回の1ヶ月の一人旅は贅沢出来る旅ではありませんでしたし、いかんせん只今無職ですからね、安い方がいいに決まっています。

今回の1ヶ月のフランス一人旅は、前にもお伝えしたように、ホテルではなくAirbnbの利用でした。

最低価格のところは選びませんでしたが、ある程度の安心感が得られそうなところを1番大事にして、そして予算に釣り合ったところを選びました。

幸いトラブルはほぼ無かったのですが、それもただ運が良かっただけかもしれません。

 

 

高いお金を出しても何かトラブルに巻き込まれる可能性はある。

ただ、旅行での安全安心面に関して言えば、お金で買える部分は大きいと思います。

 

 

例えばフランスの場合、シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内へ向かうのに、早くて安いのはRERという郊外線のB線。

しかし、ガイドブックにも大抵注意がかいてありますが、B線の北方面は治安が悪い地域を通ることもあってか、旅行者の金銭や貴重品を狙った犯罪率が高いのです。

元彼と付き合っていた時は、空港まで送り迎えしてくれていたので、一緒にB線を利用していましたが、重たくて大きなスーツケースを持って一人の時、あるいは仮に日本人の誰かと一緒では絶対利用しません。(日本人はどうしても狙われやすい、そして私は残念なことに小柄)

B線(10.3€)より高くても、エールフランスバス(18€)を使います。

楽だということもあるのですが、1番安全度が高いから。

初めてのパリで、B線で何事もなく行き帰りできる人も沢山いると思うけど、被害にあっている旅行者が沢山いるのも事実。

別に被害がなかったとしても、日本人がイメージするいわゆる”肌が白いフランス人”はあまり乗っていなく、アフリカ系やアラブ系の人たちが沢山乗っている電車で安心して乗っていられるかという意味でも、慣れていない旅行者が使うのにはオススメしない。

彼らがみんな悪い人なのでは絶対ない。

ただ、精神的に落ち着いていられるのか?って言うこと。

差別とかではなく、慣れているか、いないか。

とは言え、何を選ぶかは各々の判断。

ちなみに公認タクシーを利用する場合、バイクで乗り付けて窓を割って貴重品を強奪するケースも、日本人旅行者に被害が結構出ているので要注意。

 

 

あとは宿泊先も金額によって快適さはもちろんですが、安全安心度は変わりますよね。

当たり前ですが、一流ホテルは治安もちゃんとしているところ、スタッフもしっかりしていることが多いでしょうね。

だから高い。そりゃ土地代やら設備代、人件費がかかるよね。

パリ市内はどこも宿泊代が高くつきますが、エリアによって価格が変わります。

高いところは比較的治安が落ち着いているところ、逆に安いところは、落ち着いているとは言えないエリアです。

地方もそれは同じです。

そんなの言われなくても分かるって話だと思うのですが、安い高いには訳があるんですよね。

 

 

安い方を選ぶことを否定するつもりもないんです。

ただ、それを選ぶなら、それ相応のものである覚悟、起こりうるリスクも踏まえた上で利用すべきなのかな、と考えています。

 

そして何より、安全に、楽しく、フランスを旅行して、フランスの魅力を知る日本人旅行者が増えたらいいなぁと、いちフランス好きとして思うのです。

 

 

女性一人旅のフランスにおける安全面については、また別の機会に書きたいです。

 

 

 

 

 

 

ストラスブール大聖堂と街中散策

 

帰国前日は、朝から夕方まではストラスブールの中心部を散策しました。

 

午前中は霧がかっている。

クレベール広場。

 

f:id:petite-mipi:20171001213233j:plain

 

やっぱりドイツ色が強い街並み。

 

そしてストラスブールノートルダム大聖堂

大きすぎて写真に収まらない。

赤黒い石の色が特徴的。

 

f:id:petite-mipi:20171001213413j:plain

 

側面。

 

f:id:petite-mipi:20171001213553j:plain

 

外観がすごいけど、中も素晴らしい。

 

f:id:petite-mipi:20171001213706j:plain

 

f:id:petite-mipi:20171001213814j:plain

 

f:id:petite-mipi:20171001213934j:plain

 

大聖堂を出て、お昼を食べたら、太陽が出てきてスッキリ青空に。

塔が左側しかないのも、ストラスブールノートルダム大聖堂の特徴です。

 

f:id:petite-mipi:20171001214123j:plain

 

ストラスブールは思っていたより都会でしたが、雰囲気の良い道もいくつかありました。

 

f:id:petite-mipi:20171001214339j:plain

 

 

ストラスブールはフランスで7番目の都市です。

街の中を歩いていると、ドイツ語(あるいはドイツ語に近いアルザス語?)が沢山聞こえてきました。

ドイツ寄りの文化は私はあまり惹かれないことは改めて実感しましたが、住みやすそうな街です。

ノエル(クリスマス)の季節にまた訪れると印象が変わるかな?

 

 

f:id:petite-mipi:20171001214536j:plain

 

 

そんなわけで、ついに東の1番の大きな都市ストラスブールも訪れ、フランスの10大都市全てを訪れました。

 

 

 

 

何事も無く

 

帰国しています。

 

 

フィンエアーを毎度使うのですが、今回なぜかパリ→ヘルシンキ間のオンラインチェックでビジネスクラスを選択出来ました。追加料金なし?なぜ?

3時間のフライト、機内食は各自購入なんだと思ってたら、ビジネスだと食事付きだった。

知らなかった。ので、思わず写真撮ってしまった。

 

 

f:id:petite-mipi:20170929061441j:image

 

 

兎にも角にも、2ヶ月間、危険に遭遇することなく帰ってこれて良かった!

全くトラブルがなかったわけではないけど、身の危険を感じるトラブルはなかったので、何よりです。

 

 

今のところ時差ボケはそんなにしてない。ヨカッタ。

(といいつつも、朝5時過ぎには起きてしまった。)

12月にフランスから戻った時、1週間ぐらいしばらく時差ボケで苦しんだのはトラウマなみの思い出。

 

 

飛行機降りてから、むわっとした湿気を感じ、日本に帰って来たことを実感。

家に帰ってから、水道やキッチンってこんなに低い位置だったっけ?と、日本規格に違和感を覚えつつも、自分の家が1番落ち着くなぁと実感するのです。

 

 

秋の虫の声が沢山聞こえて、日本もこれから良い季節ですね。

秋は一番好きな季節。

秋の空気を感じるだけで、嬉しくなるくらいに。

食べ物美味しいしね。大事。

 

 

これからもちょくちょく旅行やフランス文化などに関することをアップしていきます。