アラサー1ヶ月傷心旅行、フランスにて。

失恋をきっかけに、大好きなフランスを1ヶ月ひとり旅。春からは北アフリカ生活。

フランスで女性一人旅ってどうなのか

 

以前、フランスの治安について書きました。

 

 

petite-mipi.hatenablog.com

 

 

今回はフランスを女性1人で旅することについてです。

 

フランスは、依然テロの脅威はありますが、女性1人でも旅しやすい国だと思います。

いかんせん観光大国です。

前にも書いたように、フランスは普通に旅行していて、命に関わる犯罪に巻き込まれる可能性は多くないです。

パリでは軽犯罪がめちゃくちゃ多いですが。

 

いかがわしい道や、夜に人通りが少ない道を通ることをしなければ、女性だからといって危ない目に合うことが多い国ではないと思います。

ただし、日本と違って、夜12時以降の女性一人歩きはフランス人女性でも、ほとんどしません。

パリ市内の人通りが多いところであれば、22時くらいまでは問題ないかと思います。

 

私は小柄なこともある(フランス人女性に比べると子どもにしか見えないだろう…)し、日本でも超普通の人間なので、フランスにいて男の人に声掛けられたりもほぼありません。

個人主義の国なので、女性一人でも良い意味でほかっといてくれます。

ほかっとかれないような、美貌に生まれたかったけどね笑

また、真っ当なフランス人は道ゆく人に馴れ馴れしく声をかけたりはしません。

よっぽど一目惚れとかで声をかけるとしても、ちゃんとしている人なら丁寧だと思います。

美しい方だと、カフェなどで店員さんなどに軽いナンパされることはあるかもしれませんが。笑

興味がなければ、無視をする必要はないけど、余計な愛想笑いはせずに、テキトーにあしらい、しつこければキッパリ言いましょう。

また、観光で巡るような地に住むフランス人達は、外国人にも慣れているので、変な目で見られることもほとんどありません。

 

 

服装に関しては、夏の暑さが激しい時、現地のフランス人女性達は上はキャミソールと下はショートパンツとかで露出が多いと言えば多いのかもしれませんが、ミニスカートを履いたりとかはほとんどなく、パンツスタイルがほとんど。

そして、みんなシンプルな格好が多いです。

化粧もナチュラル。

お化粧バッチリ、格好も華やかな色味で貫禄たっぷりのマダム達(5、60代以降〜)もいますが、若い女性達でファンデばっちりの人はほとんどいません。

パリを旅行している日本人女性達を見ていると、みんな小綺麗な格好にメイクや髪の毛もちゃんとしていて本当にお洒落だなぁと思いますが、あまりフワフワしている格好より、シンプルな格好にしておくのが無難ではないかと思います。

スリに狙われないためにも。

露出が多い格好や、ミニスカートなどを履いていると、娼婦に間違われる危険もあります。

かと言って、あまりにみすぼらしい格好をする必要もありません。

シンプル、それが一番おすすめです。

私は今回は、高級レストランに行く予定など勿論なかったので笑、ユ◯クロのフレンチリネンシャツにシンプルなパンツ、スニーカーといった感じでした。

 

 

女性一人旅なら、宿泊場所は、ある程度費用がかかっても、安全な地区で選ぶ方が良いと思います。

パリ市内なら、10、11、17区東、18、19、20区は避けた方が良いと思います。

 

 

フランスは各地に素敵な美術館などもいっぱいあるし、ただ散歩しているだけでも絵になるような景色が沢山あるので、女性一人でも楽しめますよ。

 

 

偉そうなことを色々言っておりますが。

私が初めてパリを訪れた時も一人旅だったのです、今からかれこれ何年か前、大学を卒業する前。

その時は、今の私からしたらツッコミたくなるような注意レベルの旅行でした。笑

運が良かったのでしょう。。苦笑

またそれについても書くとします。

 

 

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2015年5月に撮ったパリ。

 

 

 

 

 

 

 

粛々と

 

日本に帰国後、次の目標に向けて、やるべきことがあった為、2週間ほどは粛々ながらも追い込まれておりました。

 

 

毎日フランス各地を移動していた日々に比べると、とっても地味な毎日なのですが、思った以上に時間が早く過ぎていきます。

 

 

歳を重ねるほど時間が経つのが早く感じるのは、今まで生きてきた年月が増える分、それに比べてると1日の24時間は短くなっていくから。

なるほど、そうなのかも。

 

 

とはいえ、1日少しずつでもフランス語の勉強は続けています。

忘れたくないし、もっともっと伸ばしたいから。

フランス語の勉強しているのが本当に好きというか、まだまだ知らないことは沢山あって、吸収したいなぁという欲がつきないのです。

飽きっぽい性格なので、今まで散々色々なことに興味を持って手を出して来たのですが、こんなに続いてるのはフランス語くらいかも。笑

 

 

フランス語の勉強と同じく、ブログも続けていきたいと、地味に思っています。

 

 

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写真はアヴィニョンの一角で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ママになっても。

 

フランスに長期滞在していた時に友達になり、今も仲良くしてくれているフランス人女性、アナイスがいる。


アナイスは私より年齢が2つ上。
オタクとかではないけど、日本食と日本文化に興味津々で、それもあって仲良くしてくれている。
私が知り合った当初は、現在のパートナーとただの恋人同士だったけど、今は11月で2歳になる女の子と、今6ヶ月くらいの男の子のママ。
元々看護師だったこともあってか、しっかりしているし、人の世話をするのが好きなタイプ。
それでいてチャーミング。


旅行中、ブルターニュから南下する時に、ナントを経由するということで、彼女の出身地ナントで落ち合い、その日はナントから車で1時間半くらいの彼女の家に泊まらせてもらった。

最後に会ってから一年半近くぶりの再会。
まだ乳児の下の子は一緒だったけど、上の子はナント近郊の実家に預けてナントまで出て来てくれた。


お互いの近況など、色々なことを話した。
彼女はフランス人らしいところも勿論あるけど、日本人の私と通ずる価値観が結構ある。


ところで。

ママになると、当たり前だけど生活が色々変わって、話題も変わったりする。
私は今の所は母親になるという経験がないのでよく分からないけど、自分のこどもと言うのはさぞかし可愛いんだろうと思う。
ただし、こちらとしては、こどもの話ばかりを聞くのはちょっと退屈になる時もある。
アラサーあるある、だよね?


アナイスと話している時に、ふとそれを思い出したので、彼女にそれを伝えた。 

 

私「アナイスはママになっても、こどもの話はあんまりしないねぇ。」

 

アナイス「だって今はmipiと居て、私は自分のこどもの話より、目の前のmipiと話したいし、話を聞きたい。」

 

そう言ってくれることに純粋な感動を覚えると同時に、"ママになってもあくまでも個人なんだなぁ"と思った。


その日の夜は、アナイスの家で、彼女のパートナー、更に2人が仲良くしている友達カップルも呼んで、自家製ウッドテラスでバーベキュー。
もちろん子どもは寝かせてから。
大人達の時間。
日付も変わる頃まで。

 


ママになっても、パパになっても、あくまで各々は個人であることを忘れないんだなぁと感じた1日でした。
色々な価値観、文化がありますね。