Jour 5 絶品ガレットと心の旅、カンペール
今日は2時間ちょっと電車に揺られ、レンヌからカンペールまで移動。
メジャーな洋服屋やお店などは一通り揃っているようですが、サクッと見て回るなら1〜2時間あればいいぐらいの、小さな街です。
ここでもやはり、旧市街は木組みの家が特徴。
小さいけれど、外国人観光客も結構いました。
ただ、ブルターニュに来て感じるのは、アジア系の人はあまり見かけません。
この街は、他の街以上にクレープリーが沢山!
犬も歩けばクレープリーに当たるぐらい。
お腹が減っていたので、ふらっとあるクレープリーに入る。
注文したのはこれ。
ホタテとスモークサーモンに、炒めたネギのガレット。
これが想像以上に美味しかったのです。
レンヌやヴィトレで食べたガレットと比べると遥かに好み。
海鮮が美味しいのも理由の一つではあるのだろうけど。。
ガレットを食べていると、横の席にいた50代ぐらいのマッシュとマダムが話しかけてくれました。
一人旅の身としては、こういうのは凄くありがたい。
1週間のバカンスでブルターニュを回ったそうで、今日はこれからポワティエまで帰るとのこと。
ムッシュが御手洗いで席を立った時。マダムが。
『連れのジャックに会うまでの50年間は世界中を1人で旅したわ。
1人だと誰かと共有は出来ないけど、自分の内面への旅になるわ。
そして、完全な自由ね。』
今の私の胸に真っ直ぐ響く、格好良いセリフ。
そうそう、1人だとその瞬間の景色や感じたことを誰かとは共有出来ない、でも誰かに邪魔されることなく、常に自分の全てで感じることが出来る。
そして、全てを1人で決めていくことも、それも自分自身との向き合うことなんだよね。
心の旅、まだまだ楽しみます。