やらかしそうになった話
今はファームステイ先に向かう電車の中です。
フランスって、パリからちょっと離れるだけで、北海道みたいな景色が広がっているんですよ。
農業国。
このTGV(日本でいう新幹線みたいな)を危うく逃すところでした。
発車駅のパリ・リヨン駅まで、友達の家からメトロ一回乗り換えで30分くらい。
1時間前に出れば余裕でしょ、っとのんびり鷹をくくっていたら。
今までと違い、小さなスーツケース&大型トートバック、そこに大型スーツケースが追加されると、思った以上に時間がかかる。
駅に着くのはギリギリだな〜と。
しかも、タイミングが悪いことに、乗り換えるメトロ一番線がつい五分ほど前に、シャトレ〜ヴァンセンヌ間で一時運転停止…嘘でしょ
私の目指す駅はその運転停止区間内。
シャトレから乗り換えでもいけるけど、シャトレは乗り換えが超面倒くさい駅。
乗り換えてたら間に合わないよ…
ただね、フランスって予測不可能なことがよく起きるけど、最後にはどうにかなっちゃう国でもありまして。
不思議と冷静に、「間に合う、なんとかなる。」って思っている自分もいた。
(まぁ今回のは完全に私の時間の見積もりが甘かったのだけど。)
なんとかメトロも少しの遅れを伴いながら動いてくれました。
発車5分前に冷や汗かきながら、自分の指定席に着席。
メトロの駅から国鉄ホームまでの間、スーツケース2つを転がしながら全力疾走。
階段のところでは、優しいお兄さんが、大きいスーツケースを運んでくれました。有難や。
中には悪巧みで声を掛ける人もいるけど、フランスは困っている人がいたら、直ぐに声を掛けて手伝ってくれる人がいるのが嬉しい。
そんなこんなで、今は静かにフランシュ・コンテ地方に向かっています。
早め行動は世界どこに居ても必要事項ですね。